理学療法国家試験対策!排尿排便について。骨盤神経、陰部神経などを理解しよう!

国家試験対策

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こんにちは、るーたんです!

 

本日は国家試験対策として、排尿・排便反射について詳しく説明していきます。

 

排尿・排便反射とは聞いたことがあると思いますが、神経の名前がたくさんあってよく分からないと思ったことありませんか。少なからず、私も学生時代に思っていました。

 

では見ていきましょう。

 

そもそも反射って何?(我慢できるのに反射なの?)

まず排尿・排便反射を知る前に反射とは何かを押さえておきましょう。

 

反射とは、自分の意識とは別に、無意識で反応が生じることです。

例えば、腱反射も無意識で生じていますね。これも反射です。

 

ということは、排尿・排便反射も無意識で生じている反応といえます。

 

ちょっとまった!!

反射だとしたら、どうやって我慢しているわけ?

我慢できるって意識して我慢してるよ。

確かに、私たちは尿も便も我慢できますね。では反射ではないのでは?

 

いいえ、排尿・排便反射の言葉には間違いありません。

では、なぜ反射なのに我慢が出来るのか、排尿・排便反射で詳しく述べます。

 

知っておくべき知識、ワード(骨盤神経、陰部神経、下腹神経、副交感神経、体制神経、反射中枢)

反射の言葉は理解して頂けましたか?体制神経

 

反射以外にも、知っておくべきことがあります。

【混乱しやすい神経について】

大きくは図のように随意的(意識して動かす)か不随的(自分の意図とは別に勝手に動く)に分かれます。

随意的な神経として体性神経があり、この体性神経は運動神経感覚神経に分かれます。

不随意的な神経として自律神経があり、この自律神経は交感神経副交感神経に分かれます。

 

では、排尿・排便反射で出てくる神経は以下の通りです。

骨盤神経:これは副交感神経に分類される。

陰部神経:これは体性神経に分類される。

下腹神経:これは交感神経に分類される。

副交感神経:たいていはリラックス状態のときに賦活する。

交感神経:副交感神経とは反対で攻撃的頑張っている時などに賦活する。

・排尿・排便中枢:脊髄L2~4

 

【その他で知っておくべきこと】

内尿道括約筋と排尿筋は不随運動のみ

外尿道括約筋随意運動可能

排尿反射のしくみ

では、排尿反射を詳しく説明していきます。

 

①膀胱に尿がたまる

 

②膀胱が徐々に広がり、膀胱壁の伸展が一定域に達する(150~300ml程度)。

 

③膀胱壁の伸展受容器が興奮する

 

④伸展受容器が興奮したことで、骨盤神経(副交感神経)を利用し脊髄(L2~4)へと刺激が伝わる。

 

⑤-1 骨盤神経を利用して排尿筋収縮内尿道括約筋弛緩させる。

※排尿筋=膀胱だと思ってOK、内尿道括約筋と外尿道括約筋は尿道にある。

※排尿筋が収縮すると膀胱が縮まるため、排尿促進。

※内・外尿道括約筋が収縮することで尿道が狭くなるため、排尿阻害。弛緩すると排尿促進。

 

⑤-2 脊髄を通って大脳へと伝わる(尿意を感じる)。

 

⑥尿意を我慢している間は運動神経で外尿道括約筋を収縮している。

 

⑦トイレにつき、ズボンを下ろしたら、いざ排尿へ。

陰部神経により外尿道括約筋が弛緩される。

 

 

つまり、初めに反射が生じると排尿筋収縮、内尿道括約筋弛緩し、外尿道括約筋のみで我慢している状態。排尿の際は自分で外尿道括約筋を弛緩させている。

 

排便反射のしくみ

次に排便反射を説明していきます。

 

①食物摂取し、結腸に強い蠕動運動が生じる。

 

②直腸内に便が押し込まれる。

(通常はS状結腸に便が溜まっている)

 

③直腸壁が伸展し、受容器がキャッチ。

 

④伸展受容器が興奮したことで、骨盤神経(副交感神経)を利用し脊髄(L2~4)へと刺激が伝わる。

 

⑤-1 骨盤神経を利用して直腸平滑筋を収縮、内肛門括約筋弛緩させる。

 

⑤-2 脊髄を通って大脳へと伝わる(便意を感じる)。

 

⑥便意を我慢している間は運動神経で外肛門括約筋を収縮している。

 

⑦トイレにつき、ズボンを下ろしたら、いざ排便へ。

陰部神経により外肛門括約筋が弛緩される。

 

 

つまり、初めに反射が生じると直腸平滑筋収縮、内肛門括約筋弛緩し、外肛門括約筋のみで我慢している状態。排便の際は自分で外肛門括約筋を弛緩させている。

まとめ

排尿・排便反射両方とも、

反射は尿または便によって伸展受容器が働き、

骨盤神経の作用で内尿道(肛門)括約筋を弛緩させるところまでを言う。

 

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